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☆コトの発端は、さかき産松田と戦闘員産竜崎をくっつけてしあわせにしたい!!という願いが始まりでした…  さかき=松田視点、戦闘員=竜崎視点で交互に松Lを撃ち、物語を創造していく企画です。 
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外に出た。
吐く息が白くなった。
黙って立って居られない。

とにかくここから離れたかった。

周りが見えないほど、がむしゃらに走った。
ただただ、走った。


辿り着いたところは誰もいない公園。
外灯がひとつ着いている傍に身を置いた。

僕は、視界に入った冷たいベンチにどっかり腰を下ろす。
必死になって、喘がせて吸う空気が胸をつんざく。

「…はあー」

空を見上げた。
東京の空は星が見えない。

真っ暗な空は、竜崎の目のように、
何にもうつさない。

先程のことをゆっくり思い出す。

だっての後に、僕が黙ってしまった理由。
正直、竜崎のことが気になって気になって、仕方がない。

気になるから…

竜崎が、僕には何だか、警戒を解いてくれてるような…
それは僕の思い上がりで…それでも、僕は嬉しかった。

それでつい、もっと近づいたり出来るんじゃなんて、
思ってしまった。

竜崎の人間らしさを見つけるとすごく嬉しい。
僕で、一喜一憂する竜崎が嬉しい。

それを竜崎に伝えたいのに。
僕は嬉しいんだって、何で言えないんだ。



ああ、そうか。



僕は、竜崎に自分を拒否されたり、
嫌われたくないんだ。

自分の居場所を失くしたくないんだ。

「…雪、だ」

思わず、それを受けようと、手をかざす。
僕の手に降ちる雪は溶けた。

竜崎みたいな空から、雪が降る。

「竜崎も、泣いたりするのかな…」

僕の知らない、見たことのない竜崎、
きっとまだまだたくさんある。

思わず、飛び出してしまったけれど、
竜崎も悲しんだりするのかな。

それとも、清々してるのかな。

少しづつ積もり始める雪。
コートを着てない僕は、身体がどんどん冷えていく。

…戻ろう。

終電には、まだ間に合う時間だった。
けれど僕は、アパートには戻らなかった。

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