☆コトの発端は、さかき産松田と戦闘員産竜崎をくっつけてしあわせにしたい!!という願いが始まりでした…
さかき=松田視点、戦闘員=竜崎視点で交互に松Lを撃ち、物語を創造していく企画です。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
外に出た。
吐く息が白くなった。
黙って立って居られない。
とにかくここから離れたかった。
周りが見えないほど、がむしゃらに走った。
ただただ、走った。
吐く息が白くなった。
黙って立って居られない。
とにかくここから離れたかった。
周りが見えないほど、がむしゃらに走った。
ただただ、走った。
辿り着いたところは誰もいない公園。
外灯がひとつ着いている傍に身を置いた。
僕は、視界に入った冷たいベンチにどっかり腰を下ろす。
必死になって、喘がせて吸う空気が胸をつんざく。
「…はあー」
空を見上げた。
東京の空は星が見えない。
真っ暗な空は、竜崎の目のように、
何にもうつさない。
先程のことをゆっくり思い出す。
だっての後に、僕が黙ってしまった理由。
正直、竜崎のことが気になって気になって、仕方がない。
気になるから…
竜崎が、僕には何だか、警戒を解いてくれてるような…
それは僕の思い上がりで…それでも、僕は嬉しかった。
それでつい、もっと近づいたり出来るんじゃなんて、
思ってしまった。
竜崎の人間らしさを見つけるとすごく嬉しい。
僕で、一喜一憂する竜崎が嬉しい。
それを竜崎に伝えたいのに。
僕は嬉しいんだって、何で言えないんだ。
ああ、そうか。
僕は、竜崎に自分を拒否されたり、
嫌われたくないんだ。
自分の居場所を失くしたくないんだ。
「…雪、だ」
思わず、それを受けようと、手をかざす。
僕の手に降ちる雪は溶けた。
竜崎みたいな空から、雪が降る。
「竜崎も、泣いたりするのかな…」
僕の知らない、見たことのない竜崎、
きっとまだまだたくさんある。
思わず、飛び出してしまったけれど、
竜崎も悲しんだりするのかな。
それとも、清々してるのかな。
少しづつ積もり始める雪。
コートを着てない僕は、身体がどんどん冷えていく。
…戻ろう。
終電には、まだ間に合う時間だった。
けれど僕は、アパートには戻らなかった。
PR
この記事にコメントする
カレンダー
フリーエリア
最新記事
(08/22)
(08/21)
(08/09)
(08/05)
(08/04)
(07/03)
(06/10)
(06/10)
(06/06)
(06/04)
最新TB
プロフィール
HN:
k.sakaki
性別:
非公開
ブログ内検索
アクセス解析
